No.0005 Fさん
チアリングメンバー
当事者としての視点から、
一人でも多くの人が過ごしやすい社会へ。
当事者としての視点から
"こんにちは!ご覧いただき、ありがとうございます。
私は視覚障害のある学生です。視覚障害にも色々な種類や見え方がありますが、私は片目が少し見えている弱視です。
障害がある人ができること・難しいことについて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
日々の生活はもちろん、学業・仕事・趣味…と、生きていく中で取り組むことはたくさんあります。障害があることで不便なことも多いですが、工夫次第でできるようになることも同じぐらい多いです。そんなちょっとした工夫や活動の様子を、伝えていきたいと考えています。"
活動の幅を広げたい
また、私自身障害を持つ当事者ではありますが、同じ視覚障害でも違う見え方の人、他の障害を持った人がどんな生き方をして、どんなことに困っているか、分かっているとはいえません。ましてや健常者についても、どんな見え方をしているかは分からないのですから、知らないことがあるはずです。SFC-IFCの活動を通して、色々なことを知り、共有したいと思います。
そして何より、私自身や障害のある人が挑戦できることを増やしていきたいです。「意外とこんなこともできるんだ!」で終わらずに、「こんな工夫をすれば、こんな環境があれば、もっとできることが増えるんじゃないかな?」と提案や試行錯誤を重ねることが大切だと考えています。
障害の有無に関わらず、楽しく•過ごしやすく
障害者と健常者が一緒に何かをすることは、それほど難しいことではありません。
障害者が健常者に対して助けを求めたり、サポートをお願いすることはよくありますが、健常者にもできること・難しいことがあるのは当然です。
サポートしきれないからといって同じ活動ができないのではなく、代わりにどんな工夫ができるか、逆に障害者が強みを活かせることはないか、話してみることで案外簡単に解決することもあります。
障害者と健常者、どちらかが受け身に徹するのではなく、気兼ねなく情報交換できれば、あとは通常の人付き合いと大した変わりはないはずです。コミュニケーションの機会を持ち、ひとまずやってみることで、楽しい活動や人間関係を広げていきたいと思います。
例えば私は、読書や楽器演奏、自然の中を歩いたり旅行したりするのが好きです。そんな誰もが持っているような趣味や気晴らし、楽しいと思える時間を、誰にとっても身近で取り組みやすいものにできたら嬉しいと思います。
「障害があるけどやってみよう!」という不安から入るのではなく、「興味があるからやってみよう!」というストレートな気持ちで、障害の有無に関わらず、誰もがやりたいことに挑戦できることが理想です。
SFC-IFCの活動を通して
私は障害当事者ではありますが、福祉を専門に勉強しているわけではありません。
まだまだ知らないことや、考えてもみなかったことがたくさんあると思います。
これからSFC-IFCの活動を通して、色々な人が過ごしやすい社会について考え、そこで出会う人たちと楽しい時間を過ごしていきたいと思います。よろしくお願いします!
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