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No.0002 森 裕太

運営局 総務 / IMP /居場所PJ etc.

一人ひとりの個性に向き合う教育を

《障害に関する活動のきっかけ》

私は大学1年の秋学期に「生活者の社会参加」という講義で初めて障害に関する活動を行いました。

具体的には「障害について考え、みんなで話し合う機会づくり」を行いました。多様な人に「障害」について普段は考えないようなことも含めて思考を深めてもらうため、メンバーの知識・経験や、数カ月間の活動で得たことをベースとし、リーダーの寺澤裕太さんを中心に、チームで活動してきました。

最終的にはこのSFC-IFCでも継続して開催することになっている「障害の未来を考えるゼミ」というワークショップを開催することができました。このワークショップでは障がいの有無や年齢、バックグラウンドにかかわらず様々な人が交流し、それぞれの経験、立場からの意見を交換する貴重な機会となりました。

《一人ひとりの個性に合った教育の実現へ》

私がSFC-IFCを通してやりたいことは「誰もがそれぞれの適性に合った教育を楽しく受けることのできる社会」を実現させることです。

学校などの教育の場に関する問題は多くあります。その中でも私が気になっている問題は精神的な障害により教育を満足に受けることのできない生徒が多くいること。また、知的障害とまでは診断されないが平均的な数値と比べるとIQなどの知的能力が低く、学校の授業や周りの会話についていくことができずに苦しんでいる生徒が、決して少なくない割合でいることです。

学校では大勢の生徒が同時並行で授業を受けます。その中で授業の進み具合に追いつくことができない生徒は取り残され、最終的に学習意欲を剥がれてしまう可能性もあります。

私がやりたいことは、この問題を緩和させる ”個々人に合った” 質の高い教育を、”楽しく” 受けることのできる現場作りです。このような社会が実現できれば、単に教育という観点のみならず、一人ひとりの人生そのものの満足感も向上させることができると私は信じています。

​《「障がい」だと一括りにしない》

教育を満足に受けることができない原因は単純なものではありません。生徒それぞれの抱える問題を「障がい」や「知的能力の問題」と大きく括って解決しようとするのではなく、生徒一人ひとりを理解するように努めることが大切であると私は考えます。

一人ひとりが健康状態を保ちながら学習を楽しみ、将来の可能性を広げられるために私は活動します。そのために、私はそのような生徒たちと向き合い寄り添っていきます。

《SFC-IFCでの展望》

私はSFC-IFCに参加できるお誘いを頂いた時、絶好のチャンスだと感じました。

上述したように、私自身教育に関する多くの問題に関心があり、福祉と絡めて問題の緩和・解決を目指したいと考えていました。そのため、福祉に関して意欲的に活動する同志と助け合いながらプロジェクトを進められるSFC-IFCは私にとって絶好のチャンスだと思ったのです。得たチャンスを活かせるよう、様々な方の活動を身近で見て、学び、互いに高め合い、プロジェクトをより良いものにしていきたいです。

いずれ、SFC-IFCの中で自分でもプロジェクトを立ち上げてみたいと思っています。誰もがそれぞれにとって質の高い教育を楽しく受けることができるよう、生徒たちが居心地の良いコミュニティに参加したり、互いに刺激したりしながら学びが得られるような環境を作れたらと思っています。コミュニティに参加することは、生徒が学習意欲を向上させるだけでなく、社会参加のための準備運動の役割も果たし、多くのことを学ぶことができます。

これからの社会を担う子供たちが、楽しく将来の可能性を広げられるように様々な角度からサポートをしていきたいと思います。

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No.0002 森 裕太

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