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No.24054 平田凌介

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すべての人が生きやすい社会を目指して

なぜ、障害に関心をもったか

はじめまして!
慶應義塾大学 SFC2年(記述時)の平田凌介です!
まず、なぜ私が障害について関心を持ち、この SFC-IFC で活動したいと思ったかについて話したいと思います。

障害について関心を持った最大の理由は、弟が障害を持って生まれてきたことにあります。 弟が持つ障害は「ダウン症」という障害です。これは知的障害の一種であり、発達障害と言われ、多くの場合知的能力の発達が遅れる傾向にあります。実際に私の弟も中学生ながら まだしっかりと話すことができません。

そんな彼が生まれ、障害に関する世界が広がったことで様々な知識が増え、彼と過ごしていくうちに、彼と私達の違いや共通点が少しずつですがわかるようになってきました。

障害がもっと受け入れられるようにするために

彼と過ごしていく中で気がついたのは、まだまだ彼のような人々に対する世間の目は冷たいということです。確かに、彼らは一般的な人が普段しないような行動を取る傾向にあり、 一般の人からしてみれば「予期していない事象」が起こっているため、反射的に出る感情は決して好意的なものではないと思います。

しかし、これは障害に関する情報がもっと大衆に広まり「非日常の日常化」ができれば解決することのできる問題だと思います。知的障害を持つ人にはどのような特徴があり、どんな行動をとりがちなのかだけでも多くの人に知ってもらえれば彼らに対する風当たりはかなり良くなるのではないでしょうか。

SFC-IFC を通してやっていきたいこと

障害をもっと社会に受け入れてもらうためには、絶えず情報発信を行って行くことが必要不可欠だと思います。私は SFC-IFCでの活動を通して、障害者、特に知的障害者に対する理解を広めていき、彼らがもっと生きやすい社会を作って行きたいと考えており、そのために IFC での活動を通して彼らに対する理解や知識を広げていき、多くの人と関わることで私の問題意識のさらなる発展をさせて行きたいと思います。

しかし、残念なことにIFCではまだ知的障害者を対象とした大々的な活動は行われていません。そのため、将来的には知的障害者向けのプロジェクトも行いたいと考えています。

具体的なアイデアについてはまだありませんが、頭の中にある断片的な考えを一つにできるような活動や出会いに巡り会えるよう、IFC の活動に積極的に参加して行きたいと思いま す。

No.24054 平田凌介

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