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J-Workout (ジェイ・ワークアウト)様の見学に行きました。

SFC-IFC

2023年4月14日

日本で唯一の脊髄損傷者専用トレーニングジム

今回は、日本で唯一の脊髄損傷者専門トレーニングジムの「J-Workout(ジェイ・ワークアウト)」様に、寺澤、吉澤、金澤がお邪魔しました。


J-Workoutは、科学的根拠に基づいたトレーニング技術で脊髄損傷者の歩行機能再獲得を目指しています。2023年4月現在は、東京、大阪、福岡合わせて約500人の利用者がいるそうです。


この日は初めに、説明や意見交換の時間を1時間半、そこから約30分の施設見学をさせていただきました。「脊髄損傷とは」という基本的なところから、歩けるようになるまでの過程の説明、これまでのクライアント様の実例や、実際の施設体験でたくさんの学びや刺激がありました。


東京メトロ東西線「木場」駅から徒歩3分に位置するこのJ-Workoutは広く明るい空間で、その中に多様な機械が並んでいます。一般のトレーニングジムにある機械に様々な工夫を施して、足の骨密度や筋力が低くても鍛えることができるようにしていた機械もありました。


また、壁のいたるところに生体に関する張り紙や、年末年始に施設の利用者さんが書いた「書き初め」、黒板に描かれた「こんなことできた!」など、前向きで明るいJ-Workoutの雰囲気が、トレーニング以外の部分でもスタッフさんの努力によって生み出されています。


実際に利用者さんとスタッフの方々が一緒にトレーニングしているところを見学させて頂くと、大変だけど楽しそうな声や表情で溢れていました。「おそらく一生車椅子でしょう。」「一生歩けることはないでしょう。」と言われた状態から、歩くことを諦めず、立ち上がることを諦めず、目標に向かって誰かと共に頑張ることができる場は、本当に貴重で素晴らしいものだと思います。


そして、今回見学や説明を担当してくださったJ-Workout広報の浅見さんは、明るく熱量溢れるかたでした。元々は広報ではなくトレーナーをしていたという浅見さんからは、今よりも歩けるようになるための方法をただ淡白に提供するだけでなく、日々「目標」や「前向きに生きること」に向き合う場を届けている「楽しさ」「誇り」、そしてJ-Workoutの活動がさらに広がり「より多くの脊髄損傷者やその家族の幸せに繋がってほしいという気持ち」のようなものを感じた気がします。今後、浅見さん自身についてのお話もSFC-IFCで深堀りできたらと思います。



詳しくは、YouTube等、別の媒体でも発信できたらと思います。

J-Workoutの皆様、この度は貴重な場を用意してくださりありがとうございました!



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