ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験しました!
若林快卓
2024年4月7日
純度100%の暗闇でコミュニケーションしたからこそ分かること
大分県にある大学に通うIFCメンバーのモリエビです!
東京に行った3月某日、純度100%の暗闇を体験できることで有名な東京都港区にある「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行ってきました。
今回一緒に行ったメンバーは、IFC代表のゆっち、メンバーのももちゃん、北海道から来たトマト、そしてIFCのアドバイザーである慶應大学SFCの内山先生の計5人。
(上写真) 左からトマト、ももちゃん、内山先生、モリエビ、ゆっち
代表のゆっちはもう何度も体験しているようですが、他の4人は今回が初めて。
このミュージアムは、完全に光を閉ざした“純度100%の暗闇”の中を旅する施設で、目の見えない世界を体験してきました。
この施設を体験する前は、目の見えない世界を想像すると「不自由な世界で何もできなくなってしまう」というイメージがありました。しかし、実際に体験をしてみると、聴覚情報や触覚情報を頼りにしっかりと暗闇の世界を楽しむことができました。
例えば、音が鳴るボールを使って、ボールを転がすキャッチボールをしました。ボールが欲しい人は手を叩いたり声を出したりすることで、転がす人が大体どの辺りに人がいるのかがわかります。音が聞こえた方をめがけてボールを転がすと、思ったよりもしっかりと届けたい相手の方向に転がすことができ、実際にボールが渡せた時はとても嬉しかったです。
また、施設の中では電車に乗ったり、石ころを触って遊んだり、キャンプ場のテントの中でお団子を食べたりして、あっという間の90分を過ごす事ができました。
今回初めて目の見えない世界の体験を通して、目の見えない人が困っていたときは声や拍手などの「音」を使えばコミュニケーションの助けになるかもしれないと思いました。
また、暗闇の中で実際に人と協力したことで、例えば視覚障害の方を誘導する際には、声だけでなく自分の腕を持ってもらいながら行きたい方向を導くことで安心して動きやすいということがわかりました。
(上写真) ピザを食べながらモリエビが自身のプロジェクトについて熱く語る
体験を楽しんだ後は、イタリアンのお店でみんなで楽しくご飯会。研究の話やももちゃんのビックリな話まで色々な話で盛り上がりました。
ちなみに、今日以外にもSFC-IFCのたくさんの他のメンバーたちがダイアログを訪れています。みんなそれぞれ素敵な出会いや気づきがあったようです。
ダイアログ・イン・ザ・ダークの公式サイト