
No.0027 尾城 和也
チアリングメンバー
本当の自分を表現できるようになるために
言いたいことが、浮かんでこない
こんにちは!
このページをご覧になっていただいて、ありがとうございます!
僕はスピリチュアルなものに興味を持っています。ヨガを毎日やっていて、心と体を鍛えています。鍛えている理由は、自分の気持ちや思っていることをはっきりと伝えることができるようになりたいからです。
子供の頃からコミュニケーションがとても苦手でした。自分の意見を聞かれると、なんと答えればいいのか分からなくなってしまうことが多かったです。「思っていることを答えればいいじゃん」と思うかもしれませんが、本当に何も浮かんでこないのです。自分では、言語処理能力が乏しかったことが理由だと思っています。
コミュニケーションができないことで、トラウマになってしまったことがあります。あるお遊び会で、他の子供が話しかけてきたのですが、自分は一言も言葉が出なかったのです。頭の中で一生懸命に何か言う言葉を探していたのですが、どう頑張っても言葉一つ出ませんでした。
他人に嫌われるのが怖くて、自分は隠れた
それからは、他人が言って欲しいことを想像して、それを言うようになりました。他人から嫌われることがとても怖くて、本当の自分の意見はいつも隠していました。ですが、他人から嫌われないように頑張りすぎてしまい、友達がうまくできませんでした。
やがてこの悪い癖は、大きな障害になりました。自分の思いが伝えられないことが精神的な苦痛となり、若くして鬱になってしまいました。
他人を責め、疑い、そして、統合失調症になった。
自分の表現力の無さに責任を取れず、他人のせいにしてしまい、他人を責めるようになりました。「僕のことを理解できないのは相手のせいだ」「僕は悪くない」と思うようになり、他人を常に疑うようになりました。
時間が経つと自分の疑心はひどくなり、やがて人の声が聞こえてくるたびに他人が自分の悪口を言ってるのではないかと思うようになりました。このような疑心に溢れた心でいたせいで、精神に負担がかかりすぎ、統合失調症という精神的な病気になってしまいました。
本当の自分を表現できるようになりたい
色々と大変でしたが、現在は、薬やヨガのおかげで大学に通えています。妄想も治っていて、平穏な生活を送れています。
ですが、自分の本当の思いや意見より相手が聞きたいと想像したことを優先して言ってしまう癖がまだ残っています。この癖は、障害者が特に困難だと感じているものではないかと感じます。
障害を持つということは、定型発達者や健常者と異なった境遇で生きているので、どこか心の中で自分が間違っているのではないかという感覚に苛まられることは少なからずあるでしょう。そんな時、僕の癖と同じように無理に周りに合わせようとし、自分を犠牲にしてしまいがちです。だから僕はそんな人たちと一緒に答えを模索しながら、本当の自分を表現できるようになっていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!
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