No.0020 神作 真由
IMP 企画・映像編集 / 居場所PJ
プラマイゼロな自分自身を大事にできる、豊かな機会と選択肢が必要だ。
感情にフタをしていた
"はじめまして。 このページに来てくださって、ありがとうございます! 慶應義塾大学 総合政策学部1年の神作真由と申します。
皆さんは自分の体調・気分に正直になれていますか?
自分の身体のちょっとした変化だったり、ココロの揺らぎだったりを、無視せずに感じ取 れていますか?
私は、中学一年の時に、成長ホルモンの病気を患いました。集中力低下、過食、身体の著しい疲労などにより、身体的・精神的制限のある生活がしばらく続きました。マラソンを走り続けているような体力消費が常になされ、疲労感で何も手につかない、何もしない、 生活をおくっていました。
「悪いことだとわかっているのに、なぜできないのかわからない。」
そのころは、体調の不安定さによって学業不振になり、学年で下から数えて何番目、、、というような落ちこぼれ様でした。生活面も、習慣も、やらなければいけないことが”普通に”こなせなかった。「私はみんなと違うんだ。みんなよりも不出来なんだ。」と狭窄的なもどかしさと闘っていました。
周りとの差に劣等感を覚えました。
でもその感情と向き合うことを避けて、自分の感情に蓋をして、それはいつの間にか開かずの壺になっていました。"
みんなある、だから"大丈夫"。
"闘病生活を終えた時、「ちゃんと生きよう」と思いました。
なんだか罪の意識から解放されたような感覚でした。人が変わったように、勉強・趣味・ 興味に精を注ぐようになり、目に入る世界が大きく変わりました。
スタートラインに立てるだけで、こんなにも景色が変わるのだと。
私は、この世界の誰しもが、心身ともにプラマイゼロな自分を大事にできる社会を創っていきたいと考えます。
人にはみな、人としての特性があって、ずば抜けて得意なこともあれば、著しく苦手なこ ともあります。
こころが潰れてしまいそうな時だってあります。身体が動けないくらい疲れている時だってあります。
みんな、あります。
だから、”大丈夫”。
そう思える社会の方が、すこし良い。すこし気楽。"
機会と選択肢
"そんなプラマイゼロな自分たちが住む世界で、次に足りていないもの。それは、「機会」 と「選択肢」です。
皆さん、よくこんなこと聞きませんか。
「あの時こうしてれば、、。あの時こんな機会が私にもあったら、、。」
それ、言い続けてるだけだは次世代でも本当に機会がなくなってしまいます。
なるべく多くの人が、チャレンジする機会を持てていて、現実的な選択肢を持てている状態が必要です。
今はまず、中高生を含めた「若者」にその場を提供したいと思っています。
自分の興味の有無に関わらず、今は多くの情報がスマホ一台で手に入る時代です。その中の情報を、本当に自分ごととして引き寄せ、飛び込んでみる人はどのくらいいるのでしょうか。
イベント、コンテスト、対話、講演、、、
「意識高い」人だけが参加するものだと思っていませんか。
あなた、そこのあなたも、気軽に、片足だけでも浸かりに来ていいんですよ!
私は、みなさんが気軽に遊びに来れる機会を、幅広い層に、末端まで広められるのが理想だと感じています。
そこで繋がったコミュニティが、別のコミュニティとつながって。無限の連鎖を繰り返していきます。その反応こそ意味がなくても、その中にいる「あなた」に大きな意味を与えるでしょう。
こんな概念的な信念ですが、私はこれを軸に持ちながら、この団体でできることに、自分のスピードで参加していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします!"
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