小平特別支援学校で東京都教育委員会主催リフレッシュセミナーのご協力をさせていただきました
平田凌介
2024年12月22日
笑顔で体育館を包み込む!運動で繋がる、みんなで楽しい2時間半
東京都教育委員会主催 [こみゅスポDEこころとKARADAのリフレッシュセミナー@小平特別支援学校 ]
特支の卒業後に身体を動かす経験は少なくなるということで、生涯学習の一環としての開催。SFC-IFC は塩田琴美さんが率いる一般社団法人こみゅステージさまから協力依頼を頂戴し、今回 10 人のメンバーがイベントの当日運営や一緒にボッチャやボール入れ等のアクティビティを楽しみました。
今回、本記事を書かせていただくのはこのイベントの数日前に SFC-IFC の一員となった、 慶應義塾大学総合政策学部に所属している 21 歳の平田凌介です!
さて、今回のイベントは様々な障害を持つ方が参加し、彼らと私達ボランティアが色で分けられた4チームに別れ、3つのアクティビティを通して点数勝負をしました (私はピンクチームでした!)。
最初は「ボッチャ」というアクティビティを行いました。 ボールを的に投げて真ん中に近いと高い点数がもらえるアクティビティなのですが、障害のある方はすべり台のような台を使ってボールを転がすことで、一緒に参加することができました。
私のチームでは 4 名の車椅子の方と一緒にアクティビティに参加し、皆さんのスキルが光り高得点を獲得する事ができましたが、他のチームの方々もかなりの得点を獲得しており、 ボッチャの終了時の得点では全体の 3 位という結果に。
かなり自信があっただけに、
チーム 全体で「えーー!」「みんなうまいね!」と盛り上がりました(笑)。
次は点数の書いた的目指してピンポン玉を投げる「ピンポン玉入れ」を行いました! ここでも滑り台のような台を用いて障害を持つ方と一緒に参加し、入れることが難しい的(まと)にも進んで挑戦しました。
私のチームを含め多くのチームは的の近くから投げたり台を用いたりして的を狙っていたのですが、あるチームはボールを上に高く投げ、「的を動かす」ことでピンポン玉を的に入れようとしており、「その手もあったか!」と一人勝手に感心していました(笑)。
このアクティビティで私のチームは皆さんが安定して得点し、幸運なことに謎の手(笑)が 的の近くから伸びてきて高得点の的へのアシストをしてくれたこともあり、大量得点することができたため全体1位に躍り出ることができました!
最後は「ボール運びリレー」を行いました! 数メートル先の三角コーンに向かってボールを抱えながら走り、落とさないように次の走者にリレー形式で繋いでいくアクティビティで、私そこで初の車椅子体験をさせていただきました!
初めての車椅子体験だったのでわからないことだらけでしたが、⻑年車椅子に乗っているプロの方々に細かいところまで優しく教えていただき、多くの学びがありとても貴重な時間だ ったなと思います。
最後のアクティビティということもあり、参加者全員が主体的に参加できる非常に盛り上 がる競技で歓声が飛び交う白熱した試合展開になりました!
3つの競技が終了し、最後の点数発表とともに最終順位の発表。 気になる結果は、
我々ピンクチームの優勝! 協力して掴んだ優勝にチーム全員が大いに喜びました!
表彰式を行いイベント参加者全員で写真を取り、大盛況の内にイベントは幕を閉じました。
今回初のイベント参加で、わからないことや緊張することもたくさんありましたが、様々な障害を持つ方やその親御さんと交流をさせていただき、新たな気付きや学びがあった、とても楽しいイベントで参加して本当に良かったと思いました!
来年もこのイベントが開催される場合は、また関わらせていただけると嬉しいです!